経営発達支援計画の概要
実施者名
熊野町商工会(法人番号:6240005010122)
実施期間
平成29年4月1日~平成34年3月31日
目標
1.熊野町の基幹産業である『筆』を中心として、組合、団体、行政等との連携のもと筆産業を活性化する。これにより周辺事業も活性化する。
2.小規模業業者(筆産業)の持続的発展を目指し伴走型支援により、安定的に利益を上げられる事業を創出する。
3.小規模事業者の経営の安定を通じ、明るい将来展望を描けるようにする。
4.持続的発展のため、安定した地域内雇用を実現する。
事業内容
Ⅰ.経営発達支援事業の推進
1.<地域の経済動向調査に関すること>「指針③」
・基幹産業である『筆』を中心とした地域内経済動向を把握すると共に公的な統計情報などを活用し地域商工業者の事業計画策定に資する情報を収集し、巡回指導、定期的な調査結果の情報を発信する。
2.<経営状況の分析に関すること>【指針①】
・経営分析により個社の事業実態を明らかにし、個社自身が事業の課題に気付くことで、課題を解決することの必要性を認識することを推進する。
3.<事業計画策定支援に関すること>「指針②」
・経営分析により課題を解決する必要性を認識し、事業計画策定を推進する。
・持続的発展のための経営計画、経営革新計画等、個別の計画策定支援を実施する。
・筆産業の事業計画には・ジャパンブランドの活用・商品力の向上・若者層・海外展開をキ一ワ一ドとし、事業者代表及び事業実施者とともに計画策定する。事業計画策定に際しては、必要に応じ専門家派遣を実施する。
4.<事業計画策定後の実施支援に関すること>「指針②」
各事業者(筆産業)の経営課題解決のための事業計画遂行に際し、
・経済動向、需要動向情報の発信事業
・人材育成支援事業、人材マッチング事業
・商品力向上支援
・若者マ一ケット開拓支援
・海外マ一ケット開拓支援
・補助金獲得支援、資金調達支援
・高齢事業者の技能承継等の支援
・ジャパンブランドの活用支援
・専門家を活用した事業計画策定
5.<需要動向調査に関すること>「指針③」
基幹産業である『筆』を中心とした地域内外の需要動向調査および、収集した情報の発信。小規模事業者(筆産業)の需要拡大を目指した需要動向調査
6.<新たな需要の開拓に寄与する事業に関すること>【指針④】
・商談会や展示イべントへの参加の促進と商談成立支援、売上高向上支援。
・需要開拓に特化した専門家派遣
・筆に関する催事を活用しながら筆文化を醸成し、筆文化を普及する取組の実施。
Ⅱ 地域経済活性化事業
・「筆に親しむ人」創出事業協議会(仮称)、筆まつり実行検討会等による『筆』文化醸成支援事業